他のレコードプレイヤーをまともに使ったことがなく比較も何もないので、比較ではなくレビューということで記事にする。
ONKYO CP-1050について
このプレイヤーはマニュアル式で昔ながらの本格派だ。なにがマニュアルなのかというと
①ターンテーブルを回す
②レコード針を音溝まで持っていき、盤に落とす
③針が内側までいき片面が終わったら針を上げる
といった一連の動作を自分でやる必要がある。
スタートボタンを押したら①②③をやってくれるフルオート式や①②は自分でやり、③だけ自動でやってくれるセミオート式なんてものもある。
装備の面では内蔵フォノイコやBluetooth、USB端子の類はついていない。この辺は必要不必要は人それぞれだろう。あるのは電源ボタン・回転オンオフボタン・33 or 45回転変更ボタンのみといった潔い仕様だ。
トーンアームはユニバーサル式なのでカートリッジ交換可能だ。ほとんどのカートリッジは問題なく使えるが、少し凝ったカートリッジは重量やカートリッジ本体の高さが対応していない可能性があるので要注意だ。DL 102がそれに当たる。参考までにどのように対策したか読んでほしい。
DL102のレビュー【難点は多いがオススメ】
その他に電源ケーブル、ラインケーブルも交換可なのでケーブル交換が気になる人にはありがたい仕様だ。
質感
このプレイヤーのレビューを見ると質感に関しては2通りの意見がある。
1つ目は質感が良いという意見。
2つ目は値段相応もしくは安っぽいという意見だ。
僕が推察するに、過去にレコードで音楽を聞いていたアナログ世代(CDができる前)とCD 登場以降で僕のような初めてレコードに触れるデジタル世代でギャップが生じていると考えている。
僕が初めてCP-1050を見た時に安っぽいなんかちっとも思わなかった。むしろ現行の2〜3万円台フルオートプレイヤーが比較対象だったので高級感すらあった。
ところが過去の名機と言われるレコードプレイヤーを知り、実際にハードオフでレコード全盛期の70〜80年代のレコードプレイヤーと比べると質感の安っぽさは否めなかった。
特にトーンアーム関係の作りの差は感じた。具体的に言うと、CP-1050はアームベース周りの装飾がプラスチックなのに対して、過去のプレイヤーは金属でできている。そういった細かい箇所がコストダウンの影響を受けている。
ただ、それは過去のものを知っていたり、仕様を分かっている人が見比べた時の話で、そんな事しなければとても満足度が高いプレイヤーだ。知らぬが仏だ。聴くだけで言えば質感は関係ない。
ちなみに、「レコードプレイヤーの音質が〜」などとよく話になるが、僕は気にしなくていい派だ。実際にPionnerのPL-11と聴き比べをしたがこれといって変わったところは無かった。
それより置く場所に気を遣ったり、振動対策をした方がよっぽど良い結果を得られる。
もし買うなら
もし本格派プレイヤーが欲しいのであれば、CP-1050は自信を持って勧めるが問題がひとつある。
それはこのプレイヤーは既に生産完了し、新品では買えないという点だ。あったとしてもプレミア価格で定価以上の金額で売買されていることがあるが、それなら正規の店で買える他の現行品を選ぶ方が無難だ。
中古品という選択肢もあるが、このプレイヤーを選択肢に入れている時点でレコード初心者が多いはずだ。そうなると状態の目利きが必要になり、途端に難易度が上がる。目利きと言っても信頼できる中古オーディオショップで買ったり、商品の状態や値札の備考欄を照らし合わせてレコードに詳しい人に聞ければ問題ない。もしこれらが難しいならば、大人しく新品を買うべきだ。
もし、目利きできたりや詳しい知人がいるなら過去の名機も選択肢に入ってくるのでけっこうアリだ。店や物によっては、中古のCP-1050よりメンテナンスされた過去の名機の方が安くなっていることがあるので良い選択だ。
まとめ
僕は古臭い考えの持ち主なので、USB端子やBluetoothが搭載されていないレコードプレイヤーが欲しかった。Denon DP-500とはアームをはじめ、基本設計は同じらしくあちらも迷ったが、値段と見た目でこちらを選んだ。
先程も書いたように、DL 102を買った時に少し苦労した。だが、それも相まって愛着が湧いている。
また、マニュアルタイプは壊れにくく、一生の相棒になる可能性もあるので大事に使いたい所存だ。今後ともよろしく頼む。
おわり。


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