巷ではレコードが再ブームしていると言われている。実際にたくさんの友人から質問を受ける。
「実際レコードってどう?」
「レコードプレイヤーの選び方は?」
「何にお金をかければいい?」
などなど。
これはレコードに何を求めるかによって答えは変わってくる。
簡単にまとめよう。
【スピーカー内蔵レコードプレイヤー】
音楽の裏でジリジリ/ザーッとノイズが鳴る音がいいなら安価なプレイヤーだ。
なぜならしっかりした機材を揃えてしっかり調整すると、びっくりするぐらい解像度が高く、綺麗な音が出るからだ。
もちろん針や盤質にもよるが、良い意味で安っぽい音がする。
古い蓄音機みたいな味のある音が出したかったからスピーカー内蔵型プレイヤーがいいだろう。
場所を取らないのもメリットだ。
【レコードプレイヤー・プリメインアンプ・スピーカー】
オーソドックスなタイプだ。
だいたい初めてレコードを買おうとすると
「え、そんなに揃えるの?」
「アンプなんて必要なの?」
とびっくりしてしまう。
初期投資でざっくり15万円ぐらいかかってしまうがあなたが音楽好きならこれを勧める。
インテリア性、音質ともにバランスがいい。予算があるならこれを薦める。
もちろん僕もこのタイプだ。
【DJ】
DJをやりたいならリスニング用のプレイヤーではなく頑丈なDJ用プレイヤーを買う必要がある。
リスニング用でスクラッチをするとモーター等を痛めてしまうからだ。
DJ用カートリッジも必須だ。逆回転しても負けないで針を使う必要性がある。
もちろんリスニング用途でも使える。
見た目より機能重視だ。
このように単にレコードを聴きたいといっても、どんなレコードライフをイメージするかで薦めるものが変わってくる。
しかし困ったことにこれらのことを知る機会は結構少ない。
そもそも趣味性の高いレコードなのにブログやYouTubeをする人はさらにその道のマニアばかりだ。
知ってる前提で話が進むなんてザラだ。
他の人のブログを読むと高級志向な人が多いことをある。
プレイヤーやアンプで5万〜10万円は安物扱いだ。エントリー機でブログを書いてる人はあまり見かけない。
ブログを通して伝えたいこと
僕はこのブログを通じて
「レコードに興味あるけれど、そんなにお金をかける余裕はない。でも妥協はしたくない。」
そんな人に向けた情報を発信したい。
僕はオーディオガチ勢ではないけど「レコードで聴きます勢」中では結構こじらせてる方だと思う。
知ってることを共有するのでみなさんには無駄な出費はしないでほしい。
浮いたお金はレコード盤や他のことに使えばいい。
なお、このブログは万人向けというより
「僕が友人から相談を受けたらこう答える」
というスタンスなので「コイツなに言ってるんだ?なにも分かっていない。」って思ったらスルーしてもらって構わない。
そしてこのブログで言うことは全て僕の経験談だ。
経験もしてないのに人から得た情報だけで、さも自分の意見かのようにする三次情報ブロガーにはなりたくないからね。

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