当ブログではシェルリード線は付属の物から5000円程度の物への交換を勧めている。特に”カートリッジにあまりお金をかけたくない人”や”カートリッジは1つあればいい人”にはうってつけだ。安いリード線だと変化は分かりづらいが、多少の金額を出せば音は大いに良くなる。実体験を記すのでぜひ参考にしてほしい。
まず、僕が買ったのはK’s リマスターのLW-4000MRというものだ。お値段は4400円。
驚くことにオーディオ界隈では4400円は安い・高コスパ扱いを受ける。なのでまずは、「リード線1セット4400円は高い買い物」という金銭感覚を共有しておきたい。そして普通に考えたらただの細い線4本に4400円は躊躇するのだが侮るなかれ。
DL103にLW-4000MRを装着
今このリード線が付いているのはDL103なのだが、最初DL103には中古で買ったヘッドシェルに付いていた謎のリード線(調べたら銀線だった)をつけていた。理由は忘れたがリード線を追加する必要ができたため「せっかくならちょっと高いやつ試すか。」というノリでK’sリマスターを買ったのが始まりだ。
まず、謎のリード線を基準として聞き、その後すぐK’sリマスターに変えて聞いた。すると、謎線に比べてK’sの方が全帯域満遍なく出てきた。奥行きとはこういうことかと理解したのを覚えている。そしてそれは以前試したShelter Model 201→DL103に変えた時よりよっぽど音が変わった。
リード線でここまで変わるのかと驚いた。
というのもレコード買い始めの頃にリード線交換は一度試していた。その時はオーディオテクニカのヘッドシェルに付属していたリード線からオーディオテクニカのAT6101という安価なもの(1000円ぐらい)に交換した。だが感想は「なにも変わらない」だった。
そんな経験があったのでもう手を出すのはやめようとなっていた。今思えばあれは比較する価格帯が似ていたので当然と言えば当然だったのだろう。
本音を言うと僕が持っている他のカートリッジにもこのリード線を付けたいのだが、いかんせん高いのでワンセットに留まっている。まぁ僕はレコードの音質変化を楽しむタイプではないのでそれでいいかとも思っている。
ちなみにDL103に付いていた謎の銀線はShelter Model 201に付いた。次はこちらの話をしておこう。
Shelter Model 201には銀線を装着
今更だがリード線の材質について軽く触れておこう。一般的にリード線というと銅線を指す。僕が買ったLW-4000MRも銅線だ。銅線の特徴はクセがない普通の音だ。一方で銀線はというと「高域が出る」とよく言われる。これが良いか悪いかはまた別の話だ。そして銀線は同じグレードの銅線と比べると少し割高になっている。
話を戻そう。201には元々カートリッジ付属のリード線を付けていた。そこから銀線に変えた。結果は確かに高域が出た。だがこれは”伸びるような高域”というよりは”ハイハットがシャリシャリする高域”だ。人によっては嫌がるかもしれない。安価で高域が伸びないカートリッジに使えば良い効果が得られるかもしれない。
201に装着して良かったかと聞かれたら良かったと言いたい。ただ201が中庸な音だから成り立ったのであって、もしカートリッジの個性が高域寄りだったら答えはノーと言っていただろう。201では偶然相性が良かったものの、次も銀線を買うかと言われたら怪しいところだ。
ということでリード線を買う時は材質に注意してくれ。
まとめ
シェルリード線は断線しなければ半永久的に使える。そう考えると4400円は安い買い物だ。しかも一度付けてしまえば、そうそう外すこともない。なので思い切ってワンセット買うこと強くお勧めする。そうすればシェルリード線についての悩みは晴れて終了だ。
4〜5000円の価格帯にはK’sリマスターの他にオルトフォンやオーディオテクニカがある。僕は自分が経験したものしか勧めたくないのでK’sリマスターの物を推しておく。K’sリマスターにはLW-4000MR以外にも色々種類があるので、そこは自分が気になったものを買うのが良い。
もし、機会があれば他メーカーのものを試すのでその時は記事にしたいと思う。

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